岩瀬郡天栄村二岐温泉 пF0248-84-2311 (11:00-14:30 735円)
鄙びた温泉郷にあっては比較的近代的な造りの施設で、度々テレビや雑誌にも登場する有名なお宿。 平安中期の開湯と言われる歴史のある温泉です。 ちなみに「大丸」は京都御所から拝命したものだそうです。
私達はまず混浴の自噴岩風呂へと向かいました。 入浴者がいたら先に他の浴場から入浴して行こうと考えたからです。 鄙びた共同浴場のような外観の湯小屋の戸を開けるといきなり男女共用の脱衣場です。 薄暗い浴場を覗くと誰もいないので即入浴です。 浴場は数段階段を下りたところにあり、石垣に囲われた湯船からは湯がこんこんと溢れています。 河床そのままと言った感じの底には甌穴のような大穴もあり、全体にデコボコしています。 深い所は私の胸ほどの水深があり、足元から源泉が自噴しているので所によって湯温が違います。 めったに無い天然物の温泉です。 混浴ですが女性専用時間(6時〜8時)も有るので、女性にも是非味わって頂きたいお風呂です。
次に庭園を抜け、渓流沿いの男女別露天風呂へと向かいます。 女性用の「子宝露天風呂」は脱衣場の隣に大きく窓の開いた内風呂があります。 雨の日や冬場でも心地良い入浴を楽しめるよう女性に配慮したのでしょうか。 ちなみに男性用の露天風呂にはそんなもんありません。 露天風呂は渓流を見下ろす高台にあり、立ち上がれば男性用の露天風呂まで見渡せると妻が言ってました。 その際、自分の裸体をもさらけ出す事をお忘れなく。(18時〜21時は男性専用)
男性用の「渓流露天風呂」は簡素な脱衣所の向こうに大岩をあしらった大き目の湯船、そしてその向こうに小ぶりな円形の湯船があります。 私は、底が河床そのままのデコボコで、渓流と同じ目線の楽しめる小ぶりな湯船が気に入り、野湯気分で開放的な入浴が楽しんでいました。 妻がこちらを見て、「良いな〜」と言っていましたが今は男性専用です。 こんな良い所、混浴タイムも欲しいよね。(18時〜21時は女性専用)
最後に私としてはどうでもいい男女別内風呂&露天風呂の「あすなろ湯」に向かいます。 体を洗い、普通の大浴場気分を味わうならやっぱここでしょう。 内風呂の外には塀で囲まれた閉鎖的な露天風呂があります。 普通の人はこれがいいのかもしれませんね。 ちなみに、妻は安心して体も洗えて良いと言っていましたが、私は早々に上がりました。 |