吹上温泉(吹上の湯):北海道) '08.5月
吹上の湯 全景 | 下段の大きい湯船 | 常連さんとの会話も弾みます | ||
上段の小さな湯船 | この下は渓谷になってます | 「北の国から」のワンシーン |
吹上温泉は白金温泉から十勝岳温泉に向かう途中、標高1000mの十勝岳山腹にあります。 天気が良ければ、山岳道路から十勝岳の雄姿と下界のパノラマが眺望できます。 吹上の湯へ向う山道の入り口には大きな広場があり、私達が訪ねた時は朝だというのに数台の車が停まっていました。 吹上の湯は地元の方々が管理されている温泉で、野湯というよりは共同湯といった感じで、毎日のように来る常連さんも多くいらっしゃるそうです。 私が話を伺った常連の方も、マイ湯桶やマイ歯ブラシがしっかり木陰に置かれていました。 駐車場から山道を5分くらい下った所の渓流沿いに2段になった湯船が二つあり、その先は急な崖のようになっています。 白樺の丸太の手すりで囲われた湯船からはもうもうと湯けむりが上がり、源泉温度の高さがうかがえます。 私達が訪ねた時期は雪解け水が豊富な時期だったので、熱ければドンドン加水して入浴しましたが、水の枯れる時期には手を浸けることも出来なくなる位熱くなる事もあるそうです。 脱衣所もなく、着替えはオープンなスノコの上で行わなければなりません。 夜間や、よほど慣れた方でないと、女性には厳しいかもしれません。 駐車場に数台車があったにもかかわらず、私達が湯船に着いた時には誰もいませんでした。 が、数分すると次から次に男性ばかり入浴者が訪れ、さすがに妻もパスでした。 ちょっとした目隠しがあるといいのですがね。 この露天風呂は富良野を舞台にしたドラマ「北の国から」の中で登場し、宮沢りえや田中邦衛が入浴した事でも知られています。 私の記憶では白濁した湯でしたが、実際は無色透明の温泉です。 あれは撮影用だったんですね。 って事はやっぱ水着だったんでしょうね。(笑) |
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