某温泉(山荘の源泉):長野県 '16.05月
某山荘から山道に入る |
|
沢に沿って遡ると堰がある |
|
大岩の下から源泉が湧出 |
|
溶き卵のような湯の花フワフワ |
|
沢水を導き適温に |
|
今度は底を掘り下げ湯船完成 |
北アルプスの登山基地でもある某山荘から、登山道とは別のマイナーな小道を渓流沿いに遡った所にある野湯です。 某山荘の源泉だそうです。 そうそう、ここから某山荘へと続く導湯管の下で、暖かいためか何匹もの大きなヘビがくつろいでいて、危うく触っちゃう所でした。(笑) 駐車場に車をとめ、観光客で賑わっている某山荘をあとにします。 踏み跡をたよりに背丈ほどもある草をなぎ倒しながら、ほとんどハイカーも通らないような小道をしばらく進むと、林の中で遊歩道のようになります。 いくつかの分岐点がありますが、沢から離れないように進んでいきます。 この辺りから導湯管に沿って沢に出ると堰が見えてきます。 その少し下流にある大岩下のから硫化水素臭プンプンの熱い源泉が湧き出しています。 そのままではとても熱くて入浴できないので、すぐ脇を流れる沢の水を引き込みますが、この調節が難しく、適温に保つまでは何度も修正しなければなりません。 ただ、底が砂利なので掘り下げも簡単なうえ湯も濁らず快適入浴でした。 私が行った時はちょうど良い水量で、足も濡らさずたどり着けたし、湧出箇所が沢水に埋もれている事もありませんでしたが、増水期などは入浴できない事もあるのではないかと思います。 |
[温泉探検目次] | [中部温泉TOP] |