台東区浅草1−11−11 03−3841−8645(13:00-24:00 430円 火曜定休日)
赤い大きな提灯で有名な浅草寺から歩いて5分、国際通りから路地を入った「蛇骨湯(じゃこつゆ)」は江戸時代から続く歴史ある銭湯です。 何度も浅草に行った事のある私でさえ、なかなか分からない様な路地裏にあります。 湯はすべて地下水を使用していて、カランからも黒湯が出てきます。
蛇骨湯だなんて、まず名前が面白い。 そんで持って天然温泉。 こりゃ行くしかないだろう。
観光客の右往左往する浅草の繁華街から路地裏に入り、さらに奥へと細道を進む。 一見行き止まりの様な所に蛇骨湯がある。
番台こそないが、造りは銭湯そのもので壁にはタイルで雄大な富士山が描かれている。 女風呂からは元気の良いおばちゃんの会話が筒抜けだ。
それに比べて黙々と湯に浸る男湯。 昼間から銭湯に浸かっている方は「男は黙って○ッポロビール」世代なのかな〜。
浴槽には電気風呂が設置されていて、その電気エリアに侵入したとたん体はピクピクと反応し、少し痛いのだがこれがまた快感となるんだな〜。 思わず「ウッ」とか声が出てしまう。
戸を開け、小さいながらも日本庭園風の露天風呂に行ってみる。 4人くらいで一杯でしょうか。 しばらく待っていたが誰も出そうにないので、無理やり体をねじ込む。 体育座り状態で湯に浸かっていると前から入っていた方々が出て行った。 ようやく体を伸ばして入ることができた。 やっぱりこうでなくっちゃね。 でも次々と入りたそうな人がやってくるので、私も早々に引き揚げる事にした。
ほんのつかの間東京のど真ん中にいる事を忘れることができる貴重なスポットです。 浅草に行ったらつい寄りたくなる温泉銭湯でした。 |