旭岳温泉(ロッジヌタプカウシペ):北海道 '08.5月
丸太を組んだウッディな建物 | 原生林に面した露天岩風呂 | 巨岩と丸太がうまく使われている | ||
渓流側に下った小さな露天風呂 | 下から見るとこんな感じ | 自生していた木材を利用した内風呂 |
上川郡東川町勇駒別旭岳温泉 ☎0166-97-2150 (12:00-17:00 500円) 北海道の屋根とも呼ばれている大雪山の主峰旭岳山腹に湧く温泉にあるログハウス風のウッディな宿です。 玄関には「ラーメン」ののれんが掛っている事からも分かるとおり、ラーメン屋さんも営業されています。 私達は時間的な余裕がなく、いただく事は出来ませんでしたが、ギョウジャニンニクを使った「キトピロラーメン」など人気だそうです。 外観だけでなく館内もウッディーで統一され、イスや机、ドアノブ・インテリアなど、手造りではないかと思えます。 内湯は館内奥にあり、やはり内装および浴槽は木製でとても落ち着いた雰囲気で温泉に浸かれます。 大きく開いた窓からは原生林が眺められ、森林浴している気分です。 露天風呂へと向かうには、宿のロビーからラーメン店内を通りぬけ、宿の裏側に回りこみます。 この時もラーメンの香りに誘われそうになりましたが、1時間後には宿泊地のホテルで夕飯が待っているので我慢我慢です。 露天風呂には扉がありません。 太い丸太の梁から1mほどの丸太が何本もぶら下がっていて、外部からの視線を遮ってます。 宿主の遊び心なのでしょう。 そういえば、この丸太と巨岩を使った露天風呂は、宿主の手造りだそうです。 岩の上に木の棚があり、ここが脱衣場のようです。 もちろん男女兼用です。 ということは、もちろん混浴です。 目の前には白樺などが自生する原生林が広がり、宿や人家もないので、オープンな造りの露天風呂が出来るのでしょう。 北海道初日だったので、「本当に来たんだな~」なんて、感慨に浸りながら湯を楽しませていただきました。 湯船の下を流れる渓流を覗き込むと、、、今入っている湯船の下にもうひとつ小ぶりな湯船があるではないですか。 さっそく入ってみると、ぬるめで長湯が出来そうです。 上の湯船から岩を湯が伝いここに貯められているんですね。 なかなか考えられています。 舌を噛みそうな宿名の「ヌタプカウシベ」とはアイヌ語で「台地のような地形にいつもいらっしゃる神様」の事で大雪山を意味しているとのことです。 |
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