阿寒湖温泉(ボッケ周辺 湖岸の湯):北海道) '08.5月

阿寒湖 ボッケ ボッケ近くの岸辺は生ぬるい 人目に付かぬ所にある野湯
激熱の源泉が湧き出している 湖水と混ぜて入浴 ホテルが開放している湖畔の足湯

阿寒湖温泉街の駐車場に車を置き、土産屋街を抜け、ボッケ遊歩道を10分ほど歩くと月面クレーターのようなすり鉢状の阿寒ボッケに到着します。
いたる所からからボコッ、ボコッと地中深くからガスと共に泥温泉が湧き出していていて異様な感じです。   危険なので周囲に柵がめぐらされ、観光客は覗き込むようにして写真を撮っては去っていきます。
もちろんここは立ち入り禁止です。

ボッケ近くの湖岸に降りてみると、足元に地熱を感じ湖水も生ぬるくなっている。   ここで入湯とも考えたが、さすがに観光名所、次から次に観光客が訪れるので断念。

しかしこれがよかった。   「これだけ地熱があるのだから絶対他にも湧き出しているに違いない」と遊歩道を外れ、観光客が来ないさらに先の方へと湖岸を探索すると、もうもうと湯気が立ちあがっているポイントを発見。   手を浸けてみると茹で卵が出来るほどの熱さだ。   源泉の流れ込む湖水なら丁度適温かと手を浸けると今度は冷たい。   周囲の石を円形に並べ、浅いながらも即席湯船を造り入湯した。
でもこれがまた温度調節が難しい。   石をどけたり並べたり。
観光客が来ないと思って安心していたら、奥の入り江からいきなり釣り船登場。   私も驚いたが釣り客も啞然とした顔してこっちを見ていた。   この釣り船の引き起こした大波で湖水が岸に打ち寄せ湯船が適温に、、、。
まさに「災い転じて福となす」って感じでした。

帰りがけに同様の入浴スポットがないかと湖岸を観光桟橋まで探索したがこんなスポットはどこにもありませんでした。
観光桟橋近くにはホテルが観光客に開放している足湯があり、多くの方が足湯を楽しんでいました。
よほど湯量が豊富なのか、ほとんど全てのお土産屋さんの店頭には温泉が掛け流され自由に手湯を楽しむこともできます。
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