赤城温泉(総本家):群馬県 '07.11月

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玄関からいきなり民芸調です

入浴料はカゴの中に?

骨董品屋さんの様なロビー

貸切も可の露天風呂

高台なので見晴らしが良い

析出物も必見の内風呂

前橋市苗ケ島町2034 пF027-283-3012  icon088ie.gif (8:00-21:00 500円)

周囲には何も無い赤城山中に湧く温泉。   入り口から骨董品屋さんの様な雰囲気でしたが、館内はまるでそのものズバリでした。   国内はもちろんアジア・アフリカ・その他世界中の珍品や蔵書が所狭しと陳列されています。   これだけ見ていても結構時間がとられます。   

源泉の湧出温度は43.5度だそうですが、引湯距離が長く寒い時期は温めになってしまうとの事で、秋の露天風呂は少々温めでした。   しかし、源泉100%を客に味わせたいとの館主の心意気は温泉好きにはありがたい。  インテリアを含め、館主の個性が前面に押し出された宿なので、絶対にリピーターが多い秘湯なのではないかと思えます。

露天風呂は館内の階段を上がった高台にあります。   露天脱衣所は一応男女別になっていますが、決して視線をさえぎるような造りではなく、簡素な棚に暖簾が掛かった程度のものです。   ま、どうしても混浴が嫌な方は浴場へと通ずる戸に「貸切中」の札を掛ければ良い訳だから、そんなの関係ありませんがね。(ただし、貸切入浴が出来るのは宿泊客だけですが、、、。)

晩秋の脱衣所は赤城名物の空っ風が吹きぬけさすがに寒く、温泉もまたこの時期は温め、でもじっくりと入っていると体の心からポカポカしてきて、その内涼んでしまうほどでした。   貸切が出来るからと、「貸切札」をぶら下げて長湯するのはいかがなものかと思いますのでほどほどにね。   もちろん私は長湯したかったので、札はぶら下げませんでした。

内風呂はこれまたジャングル風呂のような植栽が施され、まるで亜熱帯にいるような錯覚にとらわれます。   特筆すべきは温泉に含まれる石灰成分による棚田のような床面、天然物ってどうしてこんなに美しいのでしょうかね。   これだけでもう大満足なのに、たまたまでしょうが、私の訪れた時はそれほど広くも無い浴場内を名も知らぬ鳥が飛び回っていました。   もしかして、これも館主さんの演出なのかな?

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